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JICA研修 2010参加型かんがい施設管理コース


通常総代会で眞野理事長と

JICA(国際協力機構)の要請を受け、海外から長期研修生の受入が始まりました。当区では
短期受入はありましたが、1ヶ月間という長期受入は初めてで、研修受入期間は3/19から
4/15までの28日間です。
一行はカンボジア、インド、ネパール、フィリピン、ベトナム国の男女8名で、いずれも自国で
農業用水路を管理する公的機関に勤められている方々です。

この研修は、日本の土地改良区で行われている参加型用水維持管理システムを学び、自国の用水・用水施設の管理システムの改善、強化計画を策定することを支援するものです。
研修期間中は北海土地改良区の農業用水路の維持管理を学ぶほか、北海道大学・開発局・空知支庁・岩見沢市・いわみざわ農協の担当者から、農業政策や土地改良事業、農協のしくみ等に関する講義を受けます。

研修生は3/16に来日し、札幌でコースガイダンスを行った後、当区での研修を始めました。初日(19日)は岩見沢市役所、空知支庁、いわみざわ農協を表敬訪問し、午後からは各国の概況と用水管理方法や関連組織の現状・課題についてのジョブレポート発表会を行いました。また、3/23は当区の平成22年通常総代会を見学しました。

研修生は、この研修で学んだことを自国に戻り、どのように実践の中で生かすのか、最後に
一人一人アクションプランを作成発表し、評価会の後4/16に帰国する予定です。
1ヶ月という長い期間、体調をこわすことなく、実り多い研修となるように協力していきたいと
思っております。


岩見沢市長を表敬訪問



北海道大学・井上先生と

【2010年03月25日】21:55 ほっかいニュース